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    [ 開催日:2019/03/12 ]

    [ in3 Open Dialogue第7回 ]

    ブランディングと「インサイド−アウト」のアプローチ

    2019.03.01

    in3は企業の組織開発推進者・ご担当者様をご招待し、組織開発の実践(Practice)についてOpen Dialogueをシリーズで実施しています。このOpen Dialogueは、少人数の参加者で、様々な角度から組織開発を考えていきます。in3が提供してきた実例に基づくラーニングデザインをベースに、自由に意見を交換しながら対話し、実践に向けたインサイトを探求する場です。ぜひ、ご参加をご検討いただけますと幸いです。

     

    in3 Open Dialogue:ブランディングと「インサイド−アウト」のアプローチ

    • 開催日時:2019年3月12日(火)14:00-17:30
    • 会場:GLOCAL CAFÉ
      東京都港区北青山2-10-29日昭第二ビル 1F 東京メトロ銀座線 外苑前駅 3番出口より徒歩5分 https://glocalcafe.jp/aoyama/#access
    • 参加対象者:企業の組織開発推進者・ご担当者
    • 参加定員:15名
    • 参加費:無料(事前登録制)お申し込みフォームはページの最後にございます

    ブランディング=
    企業の価値観やその信条のコミュニケーション?

    今までB to Cのビジネスを中心に重要視されてきたブランディングですが、B to Bにおいても、ブランディングが注目されるようになっています。一つの背景として、ブランディングの考え方が「ロゴやグッズのデザイン」から、企業の価値観やその信条をコミュニケーションし、顧客の認識の中での「差」を作る方向へとシフトしていることも関係しているようです。

     

    2014年のGoogleの調査によると、「効果」や「性能」などのビジネス上の価値を十分に認識した上で、それに対してより多く支払っても構わないと思っているB to Bの購買者は、わずか14%にとどまりました。一方、「安心」や「感動」などパーソナルな価値の方が、ビジネス上の価値より2倍以上も購買行動に影響を与えるという調査結果もあります。

    Source:
    The Importance of Branding and Emotion in B2B Marketing
    by Ryan Saurer of Google B2B

     

    これは、海外でのビジネスを考える上でも、正直さや誠実さを理念とする企業では示唆のあるデータではないでしょうか。

    ブランディングに向けた
    「インサイド−アウト」のコミュニケーション

    一方、組織開発の領域でも企業の「パーパス」を軸としたインターナルコミュニケーションが注目されています。理念やビジョンを通じて、自分たちの会社のWHYを意味付けるためのコミュニケーションですが、グローバルの現場では様々な形でブランディングに向けたコミュニケーションとして戦略的に捉えられる機会が増えています。

     

    グローバル化、そしてコンプライアンス強化などの社会的変化を背景に、B to B企業の経営においても重要性を増すブランディングですが、そのコミュニケーションは、顧客向けの側面だけでなく、自社組織内にも複雑に絡み合っています。

     

    そこで、今回のin3 Open Dialogueでは、ブランディングを軸にした「インサイド−アウト」のアプローチについて皆様と共に考えていきたいと思います。

     

    “21世紀型組織が、長期的な視野でハイリスク・ハイリターンを目指すのが典型的な経営モデルであるため、目に見える成果が出ない段階においても、自分たちとともに挑戦してくれる従業員や投資家を集めるには、自分たちのWHY、すなわち存在意義をより強く訴えかけて外部のリソースに対する求心力を高めることが不可欠である。“

     

    出典:組織の「存在意義」をデザインする
    〜パーパス・ブランディングを実践するために〜
    佐宗 邦威  BIOTOPE 代表取締役社長兼チーフストラテジックデザイナー
    『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』2019年3月号

     

    About Open Dialogue
    (オープンダイアログとは)

    組織開発という言葉が一般的に使われるようになってきましたが、その使われ方は様々です。人材・組織開発の現場でも手探りをしながら企業経営の中での位置付けを考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

    また、組織開発という曖昧な定義を目の前にし、どのように自組織において実践(Practice)につなげればよいのかお悩みの方も多いのではないでしょうか。事業を進める上で「利益」という指針の絶対性が揺らぐ昨今、経営のパラダイムも大きく動こうとしています。経営における組織開発の重要性が高まる今、改めて事業経営の観点から組織開発を考えていきたいと思います。

    in3 Open Dialogueシリーズでは様々な角度から組織開発を考えます。in3では組織開発自体が画一的な定義を持つものだとは考えていません。それぞれの事業の現状および方向性を考え、最適な組織の成長に向けどのように組織を動かすのか? その答えは一つではありません。唯一言えることは、組織開発は実践(Practice)であるということ。その実践について様々な角度から皆様とともに検証していきたいと思います。

    ご参加いただく皆様の現事業組織に対する認識、我々が10年間見てきた組織開発の変遷、そして現在の組織開発のトレンドを刺激材料として構成するダイアログ形式の研究会です。

     

    Participant’s Voices
    (参加者の声)

    今までのin3 Open Dialogueでは、多くの大手企業の人事部・経営企画部の参加者の皆様から以下のようなお声をいただいています。

    “セッションで取り上げた会社の事例や、チーム内の皆様の事例から、多くのヒントをいただきました。学びの多い時間をありがとうございました。”

    “対話の場づくり、質問の投げ方、ダイアログからどう行動変容につなげるかなど、大変多くのヒントをいただきました。”

    “対話によって自ら発見する「自社らしさ」によって、組織を差別化していくことを、実践していきたい。いつも良い刺激となる機会をありがとうございます。次回もぜひ参加したいです。”

    “早速持ち帰り、今年の戦略ワークショップに1つに組み入れてみたいと思います。”

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